看護師が高齢化社会に対して備えておくべきこととは

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#231 2018/02/22UP
看護師が高齢化社会に対して備えておくべきこととは
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高齢化社会がますます進捗を来している昨今ですが、これから後もこの傾向のまま、超高齢化社会へと突入していくことでしょう。そのような社会に対してどのように向き合っていくべきなのでしょうか。また、現在就職したばかり、あるいは就職してからまだ間もない頃であっても、これからの将来設計をしておくことが望ましいといえます。

看護師が30歳になる頃

就職したばかりの新人時代には、看護師としての多様な経験を通じ、30歳になる頃には、主任や新人の育成にも携わる人も少なくありません。転職を検討するのも概ねこの頃となっています。

転職の理由の主因は、診療科についてよその部署を担当したいとか、さらに専門分野に踏み込みスキルを向上させていきたい、などといったポジティブなものをはじめ、人間関係のもつれや、過度な期待にうんざりしてきたようなことも考えられることでしょう。

そして、人生の転機も迎えることになるのが30代の頃ですね。

40歳になる頃

40歳頃にはキャリア育成のために、管理職に携わったり、専門分野での看護師ともなる人も存在するはずです。そして、子育てに邁進している人も多数いらっしゃるのではないでしょうか。

この頃になれば、夜勤が辛くなったり、眼精疲労や老眼などに苦慮するようになってきます。つまり身体的な衰えを実感しだす節目も40歳の頃といえるのです。

50歳から定年まで

もう既にベテランですよね。管理職に携わっている人もいるでしょうし、病院ではなくクリニックや介護に携わっている人も存在するのではないでしょうか。病院勤務で夜勤に励んでいるベテランも相当数存在します。

看護師の定年も65歳以上、あるいは今現在新人が定年になる頃になればそれ以上も考えられるのですが、目下従前どおり定年まで勤務を継続していくか、別の生き方を模索するか、老後について検討しだすようになるのがこの頃です。

以上のように、看護師においても年代に応じて生活は異なってくるものです。新人や20代の看護師であれば、今後について真摯に考えることもないでしょうが、年齢を経るごとに老後について検討せざるを得なくなってきます。

また、昨今では高齢化社会ないし超高齢化社会へと社会が変貌を遂げてきています。よって、看護師の需要がますます高くなってくるのは明らかといえます。仕事でも自分の生活面でも高齢化社会が密接に関わってくるのです。

介護という道を検討してみる

これほど顕著な高齢化社会にあっては、看護師が職にあぶれるようなことはまずないといえます。病院は無論のこと、そのほかの介護施設などでも看護師の需要は向上してきます。ただ、その際に、医療しか分からないのでは、介護職に携わった場合にこれまでの医療現場との乖離にとまどいが生じることとなりかねません。

現在、医療行為のみに執心するあまりに介護には何ら興味がないという人であっても、今後携わる可能性があるといえる介護関係の職についても何らかの関心を寄せておくことをオススメします。

まとめ

現在は、医療関係にしか興味がなくても、いずれは介護関係に携わらなくてはならないことも懸念されます。そうしたことから、自己の将来設計と照らし合わせて、医療関係のみならず、介護関連についても検討しておくと良いでしょう。

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