MSWを目指す人の心構え

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#221 2018/02/12UP
MSWを目指す人の心構え
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社会福祉士として、医療でのソーシャルワークに必要な事柄や、心構えについてお伝えします。

MSWのイメージとは?

今までにMSWとして働いた経験がある人は、ある程度の想像がつくでしょうが、学生さんや相談業務に実際に関わったことのない人は、MSWにどのようなイメージをお持ちでしょうか。多くの方が、面談で様々な相談に乗るカウンセラーのようなイメージを持たれています。にこやかな笑顔で、机に座っているイメージを持たれているのではないでしょうか。しかし、実際はもっとシビアです。複雑な家庭環境や介護環境を抱えた家庭も多く存在します。

MSWを目指す方に求められること

病院は、治療を行う場所です。病気の後遺症により以前と生活が変わってしまった患者さんの、家庭復帰をお手伝いすることもMSWのとても大切な仕事です。それには、医療や介護についての広範囲な知識が必要不可欠で、日々変化する保険の内容や制度についても勉強し続けることが必要です。また、現在は非常に多くの高齢者の在宅復帰に関わります。関係施設や行政、地域の状況などの把握も必要で、退院後の生活を考えるパイプ約のような役割を果たせる調整能力も必要です。もちろん、相談に乗らせてもらえるような人柄や、面談技術は必要不可欠ですが、それは経験により徐々に身に付く部分でもあります。先輩や患者さんたちに教えて頂く謙虚な姿勢で仕事をしましょう。

就職や転職に選ぶべき職場とは

自分が医療や福祉世界でどう携わりたいかを明確にしておくことが大切です。人の役に立ちたいという理由でこの仕事を選ぶ人は多いでしょう。それでは、どう役に立ちたいのか、どうやってスキルアップしたいのかが明確だと、職場選びに役立ちます。例えば、日々勉強を重ねていきたい、退職するまで専門職の技術を磨きたいと思うのであれば、勉強会などに積極的な病院を探せばいいのです。主に高齢者の福祉に携わりたいと考える方は、医療法人が経営する、施設をもつ病院を探せば良いです。しっかりと自分の目標を明確にしていけば、職場選びがスムーズです。

職場の選び方

私がおすすめする職場選びのポイントは、特に小さな病院や施設に言えることですが、良い職場は職員元気です。見学の際にすれ違う職員さんの雰囲気や挨拶のしかたを見てみましょう。自分の感覚で、居心地が良いなと思えるかどうかが大切です。また、福祉施設の場合は利用者さんが元気かどうかも重要です。運動がしっかり行われているかどうか、姿勢が崩れたまま車椅子に座っていないか、見てみましょう。病院であれば受付の方の雰囲気も大切です。短い時間で自分に合う職場かどうか、見ただけで判断するのは難しいですが、お客としてて訪れた時にどう感じるかは非情に重要なポイントです。

まとめ

MSWのお仕事は、決して机に座っているのがメインではありません。むしろ軽いフットワークが大切です。様々な患者さん、そのご家族と関わりながら、病院やその先の生活場所へのパイプ役を果たすのは非情にハードです。社会福祉士の試験は筆記試験のみですが、筆記試験の内容だけではない、人とのコミュニケーションにより毎日学び成長できるやりがいのある仕事です。ぜひ、これからMSWを目指そうと考えている方は参考にして頂ければと思います。

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