健診センターの看護師に転職した時の話

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#210 2018/02/01UP
健診センターの看護師に転職した時の話
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健診センターの看護師の働き方って、毎日健診者の対応をするだけでルーチンワークの繰り返しだと思っていませんか?しかしながら、健診センターで働く看護師には、状況判断力、段取り力というが非常に大切なのです。今回は、そんな私の経験から、健診センターの看護師についてご紹介します。

健診センターの看護師の働き方

私が配属された健診センターは、看護師が5名所属していました。そのうち、常勤看護師は1名。非常勤看護師は4名で、みんな半日勤務の人でした。

私の所属する健診センターでは、人間ドックは併設されていなかったので、健診者は、朝来院して検査が終わると帰宅するというスタイル。ほとんどの健診者は朝食抜きで検査にやってきます。そして必要な検査を受けて、食事をとって帰るという流れでした。そのため多くの人が午前中で健診を終了し帰宅することがほとんどで、看護師のそれに合わせて、午前中だけの非常勤看護師が多かったのです。

健診センターの特徴

健診センターの特徴は、なんといっても健康な人が来るというところです。そのため看護師は健診者への接遇について指導を受けましたし、待ち時間が長かったりするとクレームも出ることがあるため、クレーム対応も指導を受けました。

また一番初めに健診センター看護師として指導を受けたのが段取り。健診者を待ち時間なく、うまく回転させていくためには、状況を見てうまく誘導することが大切いうことを教えられました。

健診センターの看護師の仕事

健診センターの看護師の仕事にはルーチンワークも多いです。身長、体重を測ったり、採血をしたり。胃透視や胃カメラ、大腸カメラなどの介助をすることもありました。看護師は医師の指示を受けて動くだけではありません。健診者の動きを見ながら、検査の前処置を行ったり、また感染がある人は最後に回るように手配をしたり。

一番大変だったことは、健診者が毎日たくさん来るし、年代も様々。そのため、それぞれの人に合わせてコミュニケーションを図っていくことは難しかったですね。また健診者が来る時間が重なった時などには、どのように健診者を回転させていくかということを考えるのが難しかったです。

健診センターで得られた看護技術

健診センターで一番鍛えられたことは、採血をする技術です。採血をするときには、本当に細くて見えなくて困難なケースもあります。しかし採血の経験を重ねるとどれにも対応できるようになるのでそれが一番鍛えられたと思っています。その後の転職活動で就職試験の時にも「採血はできますか?」と聞かれるほど看護師にとっては採血は基本中の基本。そのためここでスキルをのばせてよかったと思います。

まとめ

健診センターの看護師は日勤業務しかありませんし、子育て中の看護師に人気の転職先になっています。健診業務だけ?と思っている人もいますが、実は、即戦力、判断力、段取り力などを必要とされる職場の1つ。病院選びの際には参考にしてみてください。

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