面接事前対策2 面接に向けての事前準備

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#97 2017/10/03UP
面接事前対策2 面接に向けての事前準備
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2回目の今日は、具体的な面接への事前準備について、自己紹介から志望動機について取りまとめていきます。
初対面が終わり、双方の自己紹介から面接開始されます。そこで自己紹介転職理由、応募の動機等についてお伝えします。

自己紹介

私自身も就職活動を行ってきました。様々な就職セミナーも受けてきましたが、自己紹介についてはおおむね1分くらいといわれました。緊張した雰囲気の1分は短くも長くも感じます。ではどんな自己紹介が良いのか
具体的な自己紹介の流れです。とりまとめの際にお使いください。

①ご自身の名前、あいさつ、求人側へのお礼。

②学歴(最終学歴)~入社・入職した法人名、企業名、施設、事業所名

③所属していた事業所等での職種名、業務内容(例:平成20年から平成28年4月まで訪問介護サービスに所属し、サービス提供責任者兼訪問介護員として勤務しておりました。)

④これまでの経験の中での実績や業務のなかで得たことや自身の強みなど簡単なエピソード(例:4年目にヘルパーからサービス提供責任者となった際に、他のヘルパーとの交流が希薄でしたので、週一回の事務所来所を随時来所として、ヘルパー同志での密なコミニケーション環境を図ることにより、利用者様からお宅のヘルパーは明るくなったね!と言われ、効果があったことがうれしくやりがいを感じました。) 

⑤結びに がんばっていきたい、熱意や意気込みを伝える。
(例:これまでの責任者の経験を生かし、施設長としてよりよい地域に開かれた施設運営を目指していきます。)

転職理由

自己紹介が終わり、退職する、した経緯、転職理由について聞かれます。
どの応答が正解なのか?迷います。漠然となんとなくやめてしまった!と明確な理由もなく現職を退職してしまうと、求人側はうちの事業者へ入社しても同じことを繰り返してしまうのかと懸念材料になります。
そこで、転職理由に一貫性を持たせることが大切と思います。
転職の理由として(例:有料老人ホームにて介護主任を担当しておりました。ご入居様、他のスタッフ等の関係も良好でした。昨年、社会福祉士を取得し、地域包括支援センターの業務に大変興味を持ち、窓口、相談業務を経験したく応募しました。) 

現職でも良好な関係を保ちながら、資格を取得し、次への挑戦を感じることができる一貫性を持った理由ですので、面接官も納得できる内容と思います。
ただ前向きな理由ではない転職理由もあります。
事業所の都合にで閉鎖になりやむを得ない理由により転職、再就職することもあります。その際も応募側へ前職、現職での不平不満を言っても、きりがありませんので例としてまとめます。

①慢性的な人員不足により、休日がほとんどなく、長く働ける環境でなかった。

②事業所の経営状況が悪化し、給与の遅配や減給などあったため

③経営者の鶴の一声で経営方針が変わり、他のスタッフとの人間関係の悪化があり、当初の経営方針とかけ離れ、自身の思いが叶わない状況であったため。

あまり包み隠さずに正直に話すことも大切ではないかと思います。
 

志望動機

転職理由を伝えた後、志望動機の流れになります。業態、職種、組織企業体がある中、なぜそこを選んで応募したのかを整理することが大切です。志望動機を本音で言えば「勤務地が家から近いから」、「賃金が高いから」と話してしまいますが、より具体的に整理していきましょう。

①業態、業界について

さまざまな業態や業界が存在します。その「業」についてどこに魅力を感じ、自身にとってどう良い面があるのかを簡単に伝えます。
異業種から介護への場合「例:これまでは販売業を行っていましたが、高齢者のお客様が多く、何気ないあいさつやお声がけで、お客様からとても感謝されました。
ヘルパーの資格を取得し、より介護業界への魅力と興味がわきました。これまでの接客業の経験を生かし、明るい雰囲気で介護サービスを提供したく応募しました」

②職種 

介護職では新卒、異業種では介護職から経験をして、主任、相談員、管理者と段階を踏まえてた職種の変化があります。
現職を離れて違う職種を選んだ際に問われるのが「なぜその職種を選んだのか」と聞かれます。介護スタッフからケアマネジャー、相談員、管理職になりたいと思っていても現職では人数が決まっているためとの理由も多いですが、より具体的な理由、以前より施設の運営に興味があり、マネジメント業務に魅力を感じ挑戦したい気持ちがあることを伝えることでより効果的になります。

③組織体(法人、会社、事業所) 

「業」 や「職種」の魅力は比較的材料が多い面、まとめやすいと思います。介護業務はサービス形態や勤務時間などの違いがありますが、介護保険法に基づく業態であるために異業種にくらべて組織体の個性や色がでしにくい側面があります。選んだ会社や法人の特長、介護事業の中でもどんなことに特化しているか、どんな行事や地域社会との関係性があるのか等を事前に調べ、その法人、会社の良さと自身の良さをお伝えください。

志望動機については転職理由との一貫性と紐付けを重点に取りまとめてください。

面接対策 最終章 自身のスキル~質問想定については次回お伝えいたします。
 

まとめ

①自己紹介はおおむね1分、事前に整理してまとめておく
②転職理由は前向きな気持ちと本音の部分を正直に伝える。
③志望動機は「業」「職種」「法人・会社」のそれそれの選択理由と魅力、転職理由との整合性を図る。

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