日本の超高齢社会を支える介護士のやりがいとは?

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#72 2017/09/08UP
日本の超高齢社会を支える介護士のやりがいとは?
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長寿大国である日本においては、年を重ねても元気に生活を続けている高齢者は非常にたくさんいます。近年日本においては健康寿命を高めていく必要性が叫ばれており、国の施策としても積極的に取り組まれている部分でもあります。しかしながら、超高齢社会に突入した日本においては、高齢に伴う心身機能の低下により日常生活に介護が必要な高齢者の割合は年々増えています。もはや高齢者の介護問題は対岸の火事ではなく、誰しもが直面しうる現実にもなっています。
介護士として働く、就職を希望する皆さんのご参考になれば幸いです。

介護の重要性

このような社会状況においては、介護業界の果たす役割はますます大きくなり、介護業界における求人の需要は非常に高くなっています。だからこそ、これからますます発展していく介護業界への就職や転職を考えている人も少なくありません。とはいえ、介護業界の離職率の高さや慢性的な人員不足は社会的な問題としても取り上げられており、国の施策としても介護士の処遇改善が積極的に進められている現状があります。実際に介護士への就職や転職を考えて自分の望む採用条件を探している場合には、実際に介護士はどのような仕事であり、どのような資質が求められるのかどのような遣り甲斐があるのかをきちんと踏まえた上で、チャレンジすることも重要になるのです。

介護の仕事

日常生活だけでなく心身も

介護士の仕事は心身機能の低下した高齢者に対して排泄や入浴、移動や食事など全ての日常生活面において支援を行う仕事です。ただ単に介護を行うだけが仕事ではなく、それぞれの高齢者の心身状況に合わせて高齢者が自分でできる事は、励ましながらそれを促し自分でできる能力を向上したり維持する支援も大切です。また、どれだけ心身が不自由な状態になったとしても、人生の先輩である高齢者に対しては、尊厳を持って向き合うことが求められます。だからこそ、人格や尊厳を大切に考えることのできる人間性が求められるのです。毎日のように変化する心身状況をきちんと観察して的確な支援や対応を行う技術や知識、観察力も求められます。

つながりがやりがいに

人と向き合い直接的に関わる仕事であるが故に、介護士の仕事は肉体的にも精神的にも決して楽な仕事ではありません。日常生活や命を預かっている責任もあります。だからこそ、誠実に人と関わることで生まれてくる信頼関係や家族とのつながりなどは、大変な毎日の仕事の中で感じられる大きな喜びでもあり、遣り甲斐にもなるのです。

まとめ

毎日の関わりの中で利用者から掛けられるありがとうの言葉や笑顔は、介護士にとって何にも代えがたい喜びになります。日々の支援が利用者の生活の質や心身状況の向上に繋がった事を実感できた時には、毎日一緒にチームケアを行っている職員同士で共にその感動を共有することができます。

このような魅力がある介護士の仕事には様々なサービス事業形態があり、働き方を選ぶことができます。自分がどのような部分にこだわりを持って働きたいのかを考えて職場を選ぶことが大切です。

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