看護師転職の履歴書、職務履歴書の書き方

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#4 2015/06/12UP
看護師転職の履歴書、職務履歴書の書き方
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転職の場合は履歴書、職務履歴書の書き方が大事!

履歴書、職務履歴書は、自分を売り込む(アピール)するための最も大切なものです。 比較的に転職が容易と言われている看護師でも、人気の病院や施設だと、書類選考から始まるところもあります。 転職希望先が書類選考でなくても、転職の際はこれまでのキャリアが問われるので、履歴書と職務履歴書は必須アイテムです。しっかりと自分のこれまでのキャリアを記載してアピールしましょう。

手書き?パソコン?履歴書はどっちで作成する方が良い?

履歴書を書く前に「手書き作成」か「パソコン作成」かという点で悩まれる方もいらっしゃるかもしれませんが、結論から言うと、パソコンでも手書きでもどちらでも構いません。 字が綺麗な人は手書きでも良いですが、逆にあまり字が綺麗じゃない方はパソコンで作成した方が、見る側も見やすいです。パソコンだからと言って、マイナス要素になることはないですので、その点は心配する必要はないでしょう。 履歴書の誤字、脱字は当然NGです。間違えたからと言って、修正テープや、修正液での修正は絶対にしないでください。間違えたら新しく書き直す事。

経歴詐称、嘘は絶対にNG

履歴書に経歴を詐称したり、デタラメを記入するのはやめましょう。 例えば、短期間でやめた経歴などを記入しないのも詐称の一つです。突っ込まれたくないと思うような事でもしっかりと記入し、質問された際に前向きな回答ができるように考えておくことが大切です。

自己PRは仕事に関係することを書く!

自己PRの欄に、「ダンスが得意です」とか「料理教室に通っています」など、趣味や特技を記入する人がいますが、面接側がこの時に知りたいのは、そのような事ではありません。 これまでの看護師の経験をどのように活かして活躍してくれるかという事を知りたいので、趣味や特技を記入する事は避けましょう。

志望動機が新卒看護師のような書き方になっている

転職=中途採用ですから、面接側が知りたいのは、看護師になりたい理由が聞きたい訳ではありません。 自己PRのところと同様に、これまで培ってきた経験やスキルを踏まえて、志望する理由を書くようにしましょう。

譲れない条件がある場合は必ず記載しておく

勤務開始日や、勤務時間、勤務地など、どうしても譲れない条件がある場合は、必ず履歴書の「その他特記事項」の欄に記載しておくようにしましょう。 その際に注意する点として、理由までしっかりと記載しておくようにしておくこと。 予め伝えておくことは、自分のためでもあり、雇用側のためでもあります。

採用したい!と思わせる職務履歴書の書き方のポイント

看護師が転職する場合、職務履歴書は非常に重要視されます。 まずは、これまでの自分の経験を箇条書きにしてラフに書き出してみましょう。 書き出した項目を一つ一つ振り返り、アピールできるポイントを考えてみてください。 この時に、読む側を意識することが大切です。自分が採用側に回った気持ちで書き出しましょう。

職務履歴書を書く時の厳守ルール

手書きの場合は、必ず黒いボールペンか万年筆を使う。

※ボールペンもしっかりとインクがあるものを使いましょう。

職務履歴書の枚数は1〜3枚にしましょう。4枚以上はNGです。
履歴書同様に修正液、修正テープでの修正はNGです。
二十線を引いて、訂正印を押すなどしても不可です。

職務履歴書の用紙、書式の選び方

職務履歴書は市販されているものでも自分で作成するなどしても構いません。パソコンで作成するスキルがあれば、自分用に作成するのも良いでしょ う。但し、印刷する際は、しっかりした用紙に印刷してください。 書式に関しても特に決まり事はないので、自分の書きやすい書式を選んでも問題ありません。

採用担当に響く職務履歴書の書き方

まず、日付や氏名、職務履歴など、当たり前のことは記入しましょう。 職務履歴書を書く際にポイントとなってくるのは、

  • 【1】業務で学んだ経験、知識
  • 【2】どんな事に工夫して仕事に取り組んでいたか
  • 【3】アピールできるエピソード
  • 【4】自分の経験や学んできた事をどのように活かせるか(分かりやすく簡潔に)
  • 【5】今度、どのような事を学んでいきたいか

上記の点がポイントになってきます。 看護師転職の場合、前向きな姿勢、ステップアップする事を目的としての転職は採用側に好印象を持ってもらえます。 上っ面にただ記入しても面接の際にボロが出てしまう恐れがありますから、しっかりと考えましょう。 マイナスな事も見方を変えればポジティブな要素があるはずです。 例えば、転職を繰り返している場合、採用側は「直ぐにやめてしまうのではないか?」という疑念を持ちます。 しかし、見方を変えれば、「ステップアップをするため」という見方もできますよね? このように必ずプラスの面もあるはずです。 マイナスをプラスに持っていけるような理由付けをしっかりとして、アピールしましょう。

まとめ

看護師の転職におけるこれまでの経験というのは非常に貴重なものです。 自分のこれまでの経験を売り込むという意気込みで職務履歴書を作成しましょう。 真剣に準備を行えば行うだけ、意中の転職先に入れる可能性が高くなります。 無事に入ることができたからと言って成功と思うのは時期尚早です。 まだスタートライン立っただけです。 そこからの仕事へ取り組む姿勢が評価され、自分で転職して良かったと感じて初めて転職が成功したと言えるのです。

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